2007年08月03日

生命の神秘

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フトアゴは卵の管理高温が高い環境下では♀が多く生まれるってのは以前書いたのですが、書き足らない部分があったので補足しておきます。

生まれてくるフトアゴがZZかZWとなるかは受精の段階で決定されますので比率はほぼ1:1となります。卵の管理温度が通常温度(22〜32℃)ではZZが♂、ZWが♀となりますので性比もほぼ1:1となります。
しかし、卵の管理温度が高い(34〜37℃)環境下で生まれたフトアゴは♀が極端に多くなる・・・これは染色体を調べてみたらZZとZWの比率が生死などによって変わったということではなく、遺伝的には♂となるZZが♀の表現(このZZ♀は生殖器及び生殖腺が確認され抱卵もした。)を示すことがわかったということです。

高温下でZZがすべて♀表現になると仮定すると、この第1世代は50%がZW♀、50%がZZ♀となり、100%♀表現の子が生まれるということになります。
これらの♀が成長して第2世代を生んだ場合、通常温度下ではZW♀からは50%がZZ♂、50%がZW♀が生まれ、ZZ♀からは100%ZZ♂が生まれます。
つまり第2世代全体では25%の♀と75%の♂ってことになります。
まるで第1世代で♀が増えたものを第2世代で♂を増やして調整してるって感じですよね^^;

これを使って雌雄の生み分けを・・・
もし、どうしても♀が欲しいということであれば、卵の保管温度を上げさえすれば♀が生まれる確率はかなり高くなります。ただし、生まれた♀は染色体の検査をしないと見分けがつかないZWとZZがいるということになりますし、障害が発生しやすいとも聞きますのでおすすめはしません。
もし、♂♀の産み分けってことであれば・・・ZZ♀とZZ♂を交配し通常温度で管理すれば理論上100%ZZ♂が生まれ、高温下で管理すれば高い確率で♀って事になりますが、そもそもZZ♀をどうやって見分けるんでしょうかね^^;
やはり温度による雌雄の生み分けはできないと考えた方が良いのかもしれませんね。

自然界において異常気象など(地球温暖化^^;)で気温が上がった日が続いた場合、フトアゴ達にとって生命の危険性が上がり種の存続の危機となる。そうなると卵から孵化した子に卵を生むことのできる♀を増やすことにより、種がより存続できる方向にシフトする。そして気温が通常に戻れば次の世代で雌雄のバランスを戻す方向に進むシステムとすれば・・・生命の神秘恐るべし!
もし、気温が上がった状態がずっと続けば・・・♀だらけになってしまうので、きっとまた別のシステムが働くのでしょうね^^;


※内容に勝手な決め付けや想像に基づく部分が多くありますのでご注意ください^^;
posted by たけだっち at 19:08| Comment(10) | フトアゴ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
前半の話は頭の悪い私には??でありますが、地球温暖化で気温が上がると種を残すために♀が多くなるなどというのは、まさに生命の神秘ですね〜。
う〜ん、凄いわ。
ところで、我が家で生まれる子は♂だらけ。何ででしょ??
Posted by 龍仙人 at 2007年08月03日 19:21
私には 難しくて ほほ〜そうなのかあ〜と
いう理解くらいしか 出来ませんが^^:

健康な子が 孵化してきてくれたら
♂♀ 関係ないかなあ〜なんて 思ったりして。。。

って 繁殖されてる方には 結構左右される問題なのでしょうね。。。
Posted by ケロッパ at 2007年08月03日 20:03
う〜ん。面白いですね。
生き残っていくための知恵なんでしょうか。
種の存続の危機になると♀が増える。。。
人間もそうなのかな??(あ、なんか違う・笑)
難しいことはよくわかりませんが、ZZとかZWとかを読んでいて、皇室の方のY染色体とかX染色体とか思い出しました。
永遠のテーマってことでしょうか(^^;
Posted by にい at 2007年08月03日 23:26
うーん・・すごいぞふとあご!
そもそも染色体を見分けることはできないってとこで共感です。だって1匹づつその個体から染色体を取り出して特殊な顕微鏡で見ない限り。。見たとしても科学者でない限りはわからないですもんね。
♀♂確かにブリードする上で左右されるけど、私はどっちが生まれても♀が生まれてラッキー位にしか思いません^^;常温で孵化させればどれかしら♂♀が生まれるわけですから産み分けにこだわる必要ってあるんでしょうか。人間の手で産み分けるっていうのがそもそも生態系を壊しているんじゃないかと最近思ってます。私が思ってることで変な意味ではありません^^;
Posted by よち at 2007年08月03日 23:43
龍仙人さん
後半は私の勝手な解釈ですからホントかどうか・・・^^;
本当に♂ばっかり生まれるのであれば雌親がZZ♀かも。
通常温度下でもたまには生まれるみたいですから^^;

ケロッパさん
そうですよね。本当は元気な子が生まれてくる事が一番なんです。
でも、ついより綺麗な子や都合の良い性別を求めちゃうんですね^^;

にいさん
半分くらいは私の創作なんで・・・^^;
でも、色々な生物が生き残っていくための知恵やシステムには驚かせられる事が多いようです。
人間にもきっと・・・あるのかなぁ^^;

よちさん
普通に飼育してる限り雌雄の生み分けにこだわる必要性はほとんど無いと思います。
ただ、手元に残す場合、♀の方が同居させやすいって事くらいでしょうか^^;
温度による生み分けはあまり意味がないよ!って言いたかったんです^^;
Posted by たけだっち at 2007年08月04日 13:31
半分も理解できないワタシですが、たけだっちさんが凄いことはわかりました!
Posted by トゲオ at 2007年08月06日 10:55
トゲオさん
いや〜半分は創作ですから^^;
でも色々考えるのは結構楽しいです。
まだまだわからない事が多いですから^^;
Posted by たけだっち at 2007年08月07日 00:59
はぁ〜。。。難しい話ですが納得です^^
生命と言うのは神秘的ですね!
Posted by サンサン at 2007年08月08日 00:26
頭の中がこんがらがるけど、雌を増やしても
その数を調整するかのように雄を産む。フトアゴ機能
すごい・・・。自然の力は偉大ですね
Posted by ととろ at 2007年08月08日 11:52
サンサンさん
正しいかどうか書いた本人もわかってませんので話し半分って事で^^;
でも、生命が神秘的なのはきっと間違いないでしょう。

ととろさん
本当にこうなるかどうかはわかりませんから^^;
ほとんど思いこみと想像の世界です。
でも、自然の力が偉大なのは間違いないでしょう。
Posted by たけだっち at 2007年08月09日 00:39
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