2006年06月06日

動物取扱業

とうとう6月1日から改正動物愛護法が施行されました。
この中でアマチュアブリーダーが一番気になるのは、やはり動物取扱業についてでしょうか。
施行前にはアマチュアブリーダーであっても有償で新しい飼い主に引き渡す場合は動物取扱業の届出が必要という事でした。
しかし、施行後環境省のHPが更新され、気になる一文があります。

●動物取扱業の「業」の考え方
 以下の「社会性」「頻度・取扱量」「営利性」のいずれにも該当するものをいいます。
・社会性
 特定かつ少数の者を対象としたものでないこと等、社会性をもって行っていると認められるもの。
・頻度・取扱量
 動物等の取扱いを継続反復して行っているものであること、又は一時的なものであっても多数の動物を取り扱っているもの。(例:年間2回以上又は2頭以上)
・営利性
 有償・無償の別を問わず、事業者の営利を目的として行っているもの。


つまり、営利を目的としなければ販売するにあたって動物取扱業の届出は必要ないって事です。
「営利を目的にする」ってことは色々な解釈があるでしょうが、利益が出ない範囲内・・・たとえば「餌代の一部にでもなってくれれば」って考えでの金額設定であって、これで儲けようなんて考えていなければ営利目的にはならないって事でしょうか。
そうであれば多くのアマチュアブリーダー方が動物取扱業の届出なしで販売を行う事ができます。
一体どうなってるんでしょうね?
posted by たけだっち at 22:52| Comment(13) | TrackBack(0) | その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
「有償・無償の別を問わず」…「営利を目的として」??

う〜ん…なんか、意味わかんないですねぇ。。「無償で営利目的」っていうのも分かりませんし。。


…どうなんでしょうね?

でも、オークションをはじめ、よそは過剰に反応してますからねぇ。結局は。。。
Posted by もんて。 at 2006年06月07日 01:46
ホント一体どうなってるんでしょうねぇ。。。

有償・無償を問わずって・・・無償の営利目的って何だろ?
タダであげるのに、何かの営利目的があることってあるのかなぁ?大人の事情?

おバカな私には、わけ判りませんw
Posted by みう at 2006年06月07日 01:46
たぶん、外形的にどうやったって儲からない程度の価格だったら「営利目的ではない」と主張できるんでしょうね。50円とか(笑)
気持ちとしては営利目的ではなかったんだけど、儲かっちゃった。みたいなのはたぶんダメです。程度の問題なんでしょうけど。
動物愛護管理室に見解を確認してみましょうか。

無償での営利目的の例としては、何かの景品として譲渡するといったことがあります。
Posted by BROKER at 2006年06月07日 08:08
(´−`) ンー でも営利を目的としてなくても、例え無料であげるにしても1匹だけならO.Kだけど2匹目からは”業”とみなすらしいから駄目との事だしね( ´△`)アァ-
 
どちらにしても、今後”取扱業”の登録をしていないとブリード不可の状況だけど これからのペット業界はどうなるんだろ??(´−`) ンー
Posted by KEN at 2006年06月07日 16:54
もんてさん
「社会性」「頻度・取扱量」「営利性」のいずれにも該当するって事ですから、一つでも該当しないと業にはならないって事です。
問題は「営利性」ですね。
今まで聞いてた話には「営利性」はなかったですから。
<br />
みうさん
無償の営利目的はBROKERさんの言われてるとおり宣伝でしょうね。
たとえばホームセンターの宣伝で「本日限り、先着5名様フトアゴ無料プレゼント」なんてやった場合が該当するんでしょうね。
「営利性」の解釈が問題になりそうです。
<br />
BROKERさん
言われるとおりですね。
たとえばNPO法人の場合、いくら儲けても利益を会員で分配しなければ「営利目的ではない」といえるんだそうです。
線引きが難しいですが、代金を餌や設備投資にすべて回すのであれば金額の大小も関係なくなるのかもしれません。
もし、動物愛護管理室に見解を確認できるのならぜひお願いします。
<br />
KENさん
私も無料であげるにしても1匹だけならO.Kだけど2匹目からは”業”とみなすって聞いていたのですが、環境省のHPには明らかに違う事が書いてあります。
「社会性」「頻度・取扱量」「営利性」のいずれにも該当する場合って事ですから「営利性」に該当しなければ”業”にはならないって事ですよね。
「社会性」ってのも、ごく親しい限られた人だけに販売する場合も”業”にはならないって事ですよね。
一体何が本当なんだろう?
Posted by たけだっち at 2006年06月07日 20:27
電話で聞いてみました。

・有償であり営利を目的としないケースは、あり得る。
・周辺状況などから判断して個別具体的に検討すべきことだから、具体的にいくらであれば営利目的ではないとか、何匹程度だから営利目的ではないといった、一律的な条件提示のようなことは出来ない。
・法律施行したところなので具体事例も無い。
・利益が上がっているかどうかという結果も関係無い(赤字のペットショップは動物取扱業者ではない、ということにはならない)。

といった趣旨で、

「お託(ことづ)け程度であれば、営利目的ではないと考えていい。」

といった程度の解釈を各都道府県に通知しているそうです。

また、個別具体的な事例についての判断は、登録する都道府県に権限があるということです。

たけだっちさんの場合なんかだと、孵化個体が多いことや、個人のフトアゴ飼育者の中で注目度が高くて主導的な立場にいらっしゃることなどから、登録なさっておくのが無難なのでしょうね。
登録してないと、たけだっちさんが登録無しで3000円でやってるんだからオレも3000円だ、いやアタシは3100円だ、なんて勝手な解釈する人が、いつか必ず出てきそうだから。


・無償で営利目的と判断される場合はある。

事例として、

「無償譲渡が会社や店舗の広告宣伝に繋がっている場合など。」

と挙げて頂きました。

ホームセンターが「先着50名様にミドリガメをプレゼント!」というイベントをやる場合なんかには、動物取扱業の登録が必要ってことのようです。


ちなみに数量は「業」であると見なす必要条件の一部にすぎないから、2匹他人にあげたら「業」ってわけじゃありません。宣伝目的とかでない限りフトアゴの無償譲渡は何匹でも何回でもこの法律では問題にされません。


ところで、「ペット動物販売業者用説明マニュアル(哺乳類・鳥類・爬虫類)」なんていうのが環境省のサイトにアップされてるんですが、ここに、「全長は約50pを超すものがありますが、通常は30p位です。」ってあって、「全長30pのものなら60pのケージで2〜3頭飼えます。」なんて書いてあって、アイタタタって感じでした(笑)
引用文献がほとんど千石さんの本ていうあたりも影響してるんでしょうか・・
Posted by BROKER at 2006年06月07日 20:41
BROKERさん
調べていただいてありがとうございました。
何となくわかってきましたね。
趣味として繁殖させた生体を、小規模で安価な価格で里親を募集する程度であれば動物取扱業には該当しないってことでしょうね。
今までの騒ぎは一体何だったんでしょう^^;

うちの場合、現時点では改正法施行前の法に基づいてですが、届出をしてますので、営利目的の意思表示をしている事になり、HPで販売(社会性を持って)してますので間違いなく「業」ですね。

そのうち「業」としてやったが儲からなかったという理由で廃業届を提出し、趣味として少数を里親募集って形にすれば有償でも動物取扱業の規制からははずれる可能性が高いって事なんでしょう^^;

「ペット動物販売業者用説明マニュアル(爬虫類)」ってのを冊子で持ってるんですが、言われるとおり、アイタタタって感じの所多いですね。
はっきりと断定してる所がまた・・・^^;。
Posted by たけだっち at 2006年06月07日 21:33
なるほど〜。分かりやすくてかなり感心しました!
どのみち私は、持てる肩書きはみんな持っておきたいタイプですし、もし必要なくても登録しちゃいますけど。笑

「マニュアル」…私ももらいました。ケヅメのところに、「車にひかれると車に大きな被害が出るので注意」とか書いてありました。愛護センターでもらったのに、車の心配かよっ!…って思いました。笑
Posted by もんて。 at 2006年06月08日 01:47
もんてさん
確かに登録さえしておけば何も問題ないんですけどね^^;
あとは6ヵ月の実績さえ持てればいつでも登録できますし。
設備で蹴られればあきらめもつくってものです^^;

ケヅメの所にはそんな事書いてあるんですね。
色々読んでみると本気なのか冗談なのかわからない部分がかなりあります。
きっと編集した人はまじめにやったんでしょうが^^;
Posted by たけだっち at 2006年06月08日 23:25
o( ̄ー ̄;)ゞううむ・・・線引きが難しいでございますね。まだまだ新しい法律だから、逃げ道のような虫食いの穴がいっぱいボロボロありそうです^^;
うちは♀ばっかりだから、いまのところ対岸の火事だけど、いつ火の粉がふりかかってくるか、ドキドキです。
なにしろ、もじゃQPが、レオパもう一匹ゲットにむけて、ひそひそと怪しい行動を起こしてますので・・・
(-。−;)ふう〜
Posted by ぴっぴぃ at 2006年06月09日 02:10
ぴっぴぃさん
いつまでも対岸の火事ではないと思いますよぉ。
ほら!もじゃさんが怪しい行動を・・・^^;
でも、まだもう少し先の話ですね。
まあ、趣味の延長って事で大丈夫でしょう^^
Posted by たけだっち at 2006年06月10日 00:35
# 趣味として少数を里親募集って形にすれば有償でも動物取扱業の規制からははずれる可能性が高いって事なんでしょう^^;

特定少数っていうのは、現に里親になる人が少数という意味ではなくて、募集の対象が少数という意味になります。100人相手に販売活動をしたら買う人が1人でも不特定多数を相手に販売したことになりますが、10人に声をかけて10人ともが買うことになっても、不特定多数を対象にしたことにはならないと思います。
フリー参加できない数十人程度のメーリンググループ内で、10万円で販売するなんていうのなら、社会性の部分で該当しないといえるでしょうね。

実は不特定多数の概念についても環境省にちらっと聞いたんですが、これについても具体的に何人かって基準は示せないって言ってました。(営利性について聞きたかったんで流しましたが。)
他の法律で、不特定多数の基準として募集対象が50名を超えないこと、というのがあります。究極的には、立法された条文の解釈は立件・起訴されたあとに裁判所にゆだねられることとなるわけですが、販売を勧誘する対象が10人程度であれば、まず敗訴はしないと思います。というレベルで、大丈夫だと思います(^^;


法解釈に幅がある場合は、立法の背景とか保護法益といったことを考えたらわりと外れないんですが、ブリーダーについて強行法規で規制することにした背景には、犬猫の個人のブリーダーで何百匹も飼育していて、うるさいわ臭いわ病気は蔓延するわでドナイモナラン状態になってる人が現実にいるからのようです。

http://okinawa-wish.net/

http://www2.odn.ne.jp/happy-tail/karuizawaburidar1803.html

http://www2.tky.3web.ne.jp/~meme/breeder-tanaka.htm

どう考えたって悪いことを確信犯でやっちゃう人に対しては、常識とか道徳とかいった規範は役に立たないんですね。
そういう人が屁理屈こねて脱法できないような法律にするっていうことが第一にあるんですが、一方で、社会的には特段問題の無い国民の文化的な活動にまで法が介入するのは権利の主体である国民の意図することじゃ無いから、それは回避できるようにしようっていう意思もあって、線引きがけっこう難しいので、法律にも曖昧な表現ができてしまうんですね。
法律の意図を汲んで、自分勝手な解釈にならないように控えめにって感じになるでしょうか。
Posted by BROKER at 2006年06月13日 19:09
結論としては
「# 趣味として少数を里親募集って形にすれば有償でも動物取扱業の規制からははずれる可能性が高いって事なんでしょう^^;」
ですね。

ただ、「趣味として」と「営利を目的」の線引きが難しそうですから、どこまで規制されるかってのはやはり様子見になるんでしょうが。
「趣味として」って事で何十頭も飼育して、何百頭も販売する人が出てきた時、きっと見解が示されるんでしょう^^;
Posted by たけだっち at 2006年06月15日 00:04
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