フトアゴは雑誌などによるとTSD(卵の保温温度による性の決定)といわれていて、28℃以上だと♂それ以下だと♀といわれています。
しかし、私の数少ない繁殖経験では性別の片寄りはあるものの、必ずしも卵の保温温度どおりの結果が出ておらず、今回の産卵で何とか検証できればと思ってました。
そのレポートによるとフトアゴはGSD(性染色体による性の決定)を持つ事が報告されていたが、今まで性染色体は見つかってなかった。しかし、今回その性染色体を確認することができ、雄(ZZ)+雌(ZW)の雌ヘテロ型を示したって事だそうです。
ん?今まで言われていたことは何だったんでしょう?
もちろん、ニホンヤモリのように、性染色体を持ち、かつTSDを示す種も知られているようなので、TSDは無いとは言い切れないんですが・・・。
本当のところフトアゴにはTSDあるんでしょうかね?